仙台バプテスト神学校では、2023年度後期（9月開始）に別紙掲載(PDF)の講座を開催します。
【神学生・教会リーダー対象】と【クリスチャン一般対象】に分かれ、【クリスチャン一般対象】は、クリスチャンであればどなたでも受講いただけます。
ぜひリーダー育成・クリスチャン建て上げ・教会建て上げの一助としてご検討ください。
オンライン対応の講座もありますので、遠方からの受講も可能です。
なお、いずれの講座も受講にあたり、所属教会の牧師（または教会の代表者・責任者）の承認と、期限までの事前申込が必要です。ご注意ください。
神学生・教会リーダー対象講座
「教会活性化のための牧会リーダーシップ」 既存教会の再活性化へと導く聖書的・包括的な取り組み
【担当】松田牧人（オアシスチャペル利府キリスト教会主任牧師）
既存の教会を活性化（再活性化）へと導く聖書的・包括的な取り組みが求められています。期待感の醸成、内向きから外向きな宣教志向への転換、牧会者のリーダーシップとコミュニケーションなどについて具体的に学びます。また、現代の教会活性化運動（Church Revitalization Movement）で注目されている再開拓(Replant)、里子(Fostering)、養子縁組(Adoption)などの概念やその実践についても取り上げる予定です。
クリスチャン一般対象講座
「家族とともに励む生涯学習」 キリスト者の成長に欠かせない生涯学習を箴言から学ぶ
【担当】伊藤一寿（当校教師、上山聖書バプテスト教会牧師）
キリスト者の成長に欠かせない生涯学習を神の家族で推進する土台を築くことを目指します。そのために、次のテーマに沿って学び、新しい知識を追求し、新しい知識を熟考し、知恵日誌を始めて洞察力を養い、知恵を追求する習慣の形成を学びます。
「日本の教会の歩み」 プロテスタント諸教派の歴史と特徴
【担当】栗田義裕（当校教師、塩釜聖書バプテスト教会開拓担当牧師）
無牧教会の増加、少子高齢化といった問題に直面している今、今後どのような教会形成を目指せば良いのか大きな課題です。日本におけるカトリック宣教470余年、プロテスタント宣教160余年を迎えている今、特にプロテスタント諸教会、諸教派の歩みを振り返り、その祝福と恵み、また戦いや過ちを学ぶことにより、今後の宣教や教会形成の示唆を得たいと思います。さらに今自分が遣わされている教会、教派の歴史的な立ち位置、その長所と短所を、広い視野から客観的に学びたいと思います。ぜひご一緒に学びましょう。
「教会の原点を探る」 吉田隆著「キリスト教のはじまり」を読む
【担当】栗田義裕（当校教師、塩釜聖書バプテスト教会開拓担当牧師）
古代教会は当時のローマ帝国という多宗教・多文化の中で、驚異的な速さで拡大していきました。その成長の要因、また直面した課題や戦いはどのようなものであったか、吉田隆先生の著書を読みながら学びます。古代教会が全くキリスト教の土台のなかったところから帝国各地に教会を形成していったプロセスは、日本での宣教と教会形成を考える上でも大切な視点を与えてくれます。また、この視点はC-BTEの学びの背景を理解し、有効に用いるためにも役立ちます。ぜひ、ご一緒に学びましょう。
「さらば！『さらば、神よ』」 聖書と科学は対立するのか
【担当】中野正義（当校教師、泉聖書バプテスト教会牧師）
「科学的考え」に基づく信仰否定に対して何と言えるか迷うことが有り得ます。それで、信仰否定の書を読んで、それに反論する機会を持ちます。1976年に「利己的な遺伝子」を著し一流科学者とされるR.ドーキンスの著作｢さらば、神よ｣（早川書房）を読み進めながら、一般に言われる「科学的考え」が科学的なのか、科学主義なのかを考えます。その中で、聖書に立つことが科学に立つことと対立するものなのかを考えます。
「人類の再出発」創世記４章～11章の学び
【担当】高橋清（当校教師、西多賀聖書バプテスト教会宣教師）
前期の講座では、創世記1章～3章の個所から、人類の創造の歴史と福音の土台について学びました。今回は、創世記4章～11章の個所から、人類の再出発の歴史とともに、聖書全体を通しての人類に対する創造主のご計画について学びたいと考えています。
部分受講「新しい自立のかたち:境界線」健全な心と人間関係の形成
【担当】鈴木茂（当校教師、仙台聖書バプテスト教会牧師）
健全な心と人間関係の形成は、キリストにあるクリスチャンにとってとても大切な課題です。罪によって三位一体の神の創 造の秩序は崩れてしまいましたが、キリストによって私たちは、キリストのいのちによって完全に再創造されます。このクラス では、心の重要な要素である情緒の回復について、また心と人間関係の健全さを回復させるために必要な関係性に関する 境界線について学びます。
※この講座は4月から始まっていますが、期間途中からでも部分受講することができます。
部分受講「 キリストの内住による心の一新(聖化)」心を癒し回復させるために必要な知識と実践
【担当】鈴木茂（当校教師、仙台聖書バプテスト教会牧師）
このクラスでは、心について学びます。霊性神学の研究者のジェームス・フーストン博士が執筆された心の渇望や神との友 情、またダラス・ウイラード博士が執筆された本を土台として、神が心をどのように取り扱われ、また心に真の幸いを与えることができるのか、ということについて聖書や霊性神学を探求された方々から学びます。山上の垂訓において語られている「義に対する飢え渇きと真の義による満たし」について学びます。
※この講座は4月から始まっていますが、期間途中からでも部分受講することができます。