仙台バプテスト神学校では、2024年度後期（9月開始）に以下の講座を開催します。
【神学生・教会リーダー対象】と【クリスチャン一般対象】に分かれ、【クリスチャン一般対象】は、クリスチャンであればどなたでも受講いただけます。
ぜひリーダー育成・クリスチャン建て上げ・教会建て上げの一助としてご検討ください。
オンライン対応の講座もありますので、遠方からの受講も可能です。
なお、いずれの講座も受講にあたり、所属教会の牧師（または教会の代表者・責任者）の承認と、期限までの事前申込が必要です。ご注意ください。
神学生・教会リーダー対象講座
今期の開講はありません。
クリスチャン一般対象講座
「モーセ五書」－新約を含む聖書全体を理解するのに不可欠なトーラーを学ぶ
【担当】川端寛海（聖書ヘブライ語教師／キリストの栄光教会）
モーセ五書とは聖書の最初の5つの書 ─ 創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記を指します。ヘブライ語ではトーラー（「教え」もしくは「律法」）と呼ばれ、物語や律法、詩文を含みます。その位置付けは新約含む聖書全体において特別で、他の書物はこのストーリーを基礎として展開していくため、聖書を理解するに不可欠な書物となっています。
「進化論の年代の検証」－聖書の創造論Ⅲ後編
【担当】高橋清（当校教師／西多賀聖書バプテスト教会）
前編に続き、進化論の主張の土台となっている、宇宙の起源、地球の起源、生命の起源、化石や地層の起源などに関する○○億年という進化論の主張が真実かどうか、検証します。
１.年代測定（放射性年代測定法の理論と実際）、２.人類の起源（教科書の人類の進化図）、３.地層の形成と化石の形成、４.宇宙の年齢と地球の年齢、５．進化か、創造か（聖書が示す創造の証拠の確認）、6.特別講義（創造主が備えて下さった食糧）などです。
「マクグラス『神学のよろこび』を読む」－信仰の土台を客観的に理解するために
【担当】栗田義裕（当校教師、塩釜聖書バプテスト教会）
今日のネット社会において、クリスチャンも自分の信仰の土台が十分にわからぬまま様々な情報に流されてしまう危険が常にあります。「自分は何を、なぜ、どのように信じているのか」を客観的に理解するために、マクグラスの「神学のよろこび」を共に読んでいきます。マクグラスは使徒信条を基にしながら、私たちの信仰を歴史的に、実践的に、幅広く掘り下げて解説しています。自分の立ち位置を確認して、より豊かな信仰生活を送りましょう。
「基本原則シリーズ体験コース」－基本原則1「主の弟子となる」／「基本原則を教える」を学ぶ
【担当】辻和希 （C-BTEリソースセンター長／蔵王キリスト教会）
C-BTEリソースの一つである基本原則シリーズの一冊目「主の弟子となる」と、当シリーズをはじめとしたC-BTEリソース全体の学び方を取り扱う「基本原則を教える」を実際に行います。パラダイムや手法を実際に体験してみたい方のために。
「イスラエルを読み解く」－イスラエルの歴史と聖書解釈
【担当】栗田義裕（当校教師、塩釜聖書バプテスト教会）
中東情勢が混沌とする中、YouTubeでは様々な立場の人が様々な内容の発信をしています。このクラスでは紀元70年のエルサレム陥落以後からシオニズム運動を経て現在に至るまでのユダヤ人の歴史を概観するとともに、聖書におけるイスラエルの立ち位置、召命について考えます。具体的、政治的なことよりも、歴史と聖書解釈の原則に基づいて、できるだけ客観的な立場から考察してみたいと思います。
「『救い』から考える信仰生活入門」－「救い」とは、「永遠のいのち」とは
【担当】中野正義（当校教師、泉聖書バプテスト教会）
「救われた」とは、神との交わりの生活に入ることです。私たちは、救いをいただいたので、信仰生活をしているのではありません。「救い」を生きていくのが信仰生活です。救いを生きていくことがどのように現わされているのか、ご一緒に考えていきましょう。
第一回目授業の時に、「救い」「永遠のいのち」について、今考えていることをA4一枚以内にまとめたものを発表していただきます。そこから始まります。
「よりよい夫婦となる旅路」－神がデザインされた夫婦となるために
【担当】鈴木茂・敦子（当校教師、仙台聖書バプテスト教会）
このクラスでは、聖書が語る創造と再創造という神の働きの中で、結婚がどのような意味と目的をもっているのか、ということを学びます。
最初の人アダムとエバを創造した時、神は夫婦に何を期待しておられたのでしょうか。どのような関係を望まれたのでしょうか。またサタンはなぜこの夫婦に攻撃を仕掛けたのでしょうか。これらはすべて今の私たち夫婦にも当てはまります。人間関係が冷めていくこの世界にあって、神のしるしと不思議となり、神の福音を体現する夫婦となっていくことは可能です。そのために励まし合い、学び合う良い時となることでしょう。
【この講座は既婚または婚約しているカップルが対象です。できるだけ夫婦（カップル）での受講をお勧めします。】